ページ

2020年4月6日月曜日

第23回 総会議案



情報通信国際交流会
第23回 総会議案

                          2020413
     ネット及び郵送で開催 

代表幹事挨拶
2020年度の第23回総会は新型コロナウイルス感染問題により、インターネットを利用したネット形式による開催となってしまいました。宜しく、ご協力の程お願い致します。
 会の運営に関しましては第1号議案に記載していますが、基本活動である講演会は直近の3月はやむを得ず中止となり年9回の開催となりました。会員の皆様のご期待に応えるべくテーマ並びに講師の選定に注力してきましたが、お蔭様にて、講演会参加者は高い水準を維持しており、これからも引き続き講演会の充実に努力してまいります。会員数も堅調に推移し、収支状況も健全化に向けた努力の成果が表れてきています。会員の増強につきましては会員の皆様の一層のご支援、ご協力をお願い致します。
 昨今のデジタル・トランスフォーメイションに象徴される技術革新の進展は経済活動にとどまらず、社会生活に及ぼす影響は計り知れないものになることがいよいよ顕在化してきました。さらに、世界の政治、経済、地政学的状況も文字通り激動の様相を呈しております。このような私共を取り巻く環境が目まぐるしく変化していく中であればこそ、新たな知見に触れ、意見を交わしながら、自らの事、会社、日本、世界のこれからに対して思いを致す場として、情報通信国際交流会が少しでもお役に立てれば幸いであります。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。


議  事

1号議案 2019年度 事業報告 及び 2019年度 収支決算報告
2019年度 収支決算報告に対する監査報告

2号議案 2020年度 事業計画 及び 2020年度 予算

3号議案 役員の選任

その他



1号議案

2019年度 事業報告 及び 2019年度 収支決算報告

2019年度は当会が発足して22年目であり、第22回総会(2019418日)で承認された実施方針に基づき、引き続き講演会の充実を図った。
また、会の拡充及び健全な財務基盤確立のために、2019年度も引き続き会員数及び講演会参加者数の増加に努めた。その結果会員数(法人会員・個人会員)及び毎回の講演会参加者数は順調に推移した。

1. 講演会
 講演会は当初、例年通り10回計画したが、最終回の3月講演会は政府の新型コロナウイルス対策方針に従って、急遽開催を中止した。従って2019年度は年間9回の開催となった。1回当りの参加者数は70名(18年度70名、17年度75名、16年度61名、15年度54名)であった。ここのところの参加者数は安定してきている。
その内、歴史・時事関連を年5回実施した。内容は歴史に於いても現代とのつながりを勘案したものとした。参加者数は、1回当たり67名(18年度70名、17年度73名、16年度63名、15年度55名)であった。
また、ICT関連を年4回実施した。内容は主に情報通信産業及び日本の主要企業の事業動向・事業開発に関する情報交換の場となるように務めた。参加者数は1回当たり74名(18年度71名、17年度77名、16年度60名、15年度48名)であった。
講演会の実施状況を「別添1」に示す。

2.懇親会
      懇親会を4月の総会終了後、及び10月の講演会終了後の2回開催した。

3.会員  
20203月末現在、個人会員は146名、法人会員は39社である(18年度末・個人
144名、法人31社)。

4.会の運営
1)幹事会を2回実施した。
1回 20191121日(木)開催
 議事:2019年度事業(中間報告と今後の予定)及び事業収支(中間報告と今後の見込み)等
   第2回 2020319日(木)開催
 議事:情報通信国際交流会第23回総会議案 等
      ※新型コロナウイルス感染防止のためネットによる審議とした
2幹事の有志が事務局を構成し、一丸となって講師依頼、新会員勧誘を行うととも
に、業務を分担し効率的・効果的に運営しているが、会の一層の発展のために事
務局要員の増強による体制の充実を図った。
(3)毎月の講演会の案内メールでの講演会内容、講師紹介及び次回講演会案内を紹介 
   しているが、これも講演会参加者数の増加につながっていると考えられる。
4)会員以外のトライアル参加制度を活用し、会のPRに努めた。その結果、会員数
   も増えつつあることから、この制度を更に活用して、会員拡大に努めた。
(5)幹事のメンバーは引き続き、それぞれのネットワークを活用して新規会員(法人・
   個人)を獲得し、法人会員については大幅な会員増を図ることができた
6)ホームページを更に周知し、会員の増加につなげた。  
72018年度に作成した「情報通信国際交流会(IFIS)・発足20周年記念パンフレ
     ット~これまでの講演会実施記録」を「情報通信国際交流会(IFIS)概要と講演
   会記録」としてアップデートし、講師依頼と会員獲得活動に活用した。

5.収支決算
 当期収入は2,978,539円、当期支出は2,373,142円となり、収支差額は605,397円の黒字となった。次期への繰越額は2,219,425円となる。
決算報告書を「別添2」に示す。





2019年度 収支決算報告に対する監査報告
監 査 報 告 書
202043
情報通信国際交流会
   総 会 御中                      情報通信国際交流会
監事   梅村 静宏
監事   樋口 壽宏

 情報通信国際交流会会則第26条2号の規定に基づき201941日から2020331日までの本会の事業および収支決算について監査を行った。
事業は総会で承認された計画に基づき適正に運営されており、収支決算についても予算計画に基づき適正に実施されていることを確認した。また、報告に必要な書類もすべて適正に表示および保管されていると認められるので、ここに報告する。
以上



「別添1」          2019年度講演会      (  )内は出席人数

418日(木)       井上 健     日本電設工業株式会社 顧問       (64名)
                                          電子乗車券Suicaから始まった電子マネーインフラへの発展
                                                  
510日(金)       近藤和彦       東京大学名誉教授            (68名)
                                             イギリスと EU : Brexit を歴史的にみると
                                         
620日(木)       大石久和  元国土交通省技監                 (68名)
                                              一般財団法人国土技術研究センター 国土政策研究所長
                       「危機感のない日本」の危機 -主としてインフラの視点から-
                                        
718日(木)    千田 稔     奈良県立図書情報館 館長         (63名)
                                             古事記神話の高天原 - その政治的宇宙 
                                                  
917日(火)     袴田茂樹  新潟県立大学教授、青山学院大学名誉教授  (68名)
                                                            激動の国際情勢と日露関係---北方領土問題、日露経済関係

1010日(木)   榊原英資  元大蔵省国際金融局長           63名)
                                             国際金融市場から見た、世界経済の展望と地政学的動向

1121日(木)   月本昭男     上智大学特任教授            (74名)
                                             ユダヤ教からキリスト教へ
                           キリスト教は旧約聖書から何を継承し何を継承しなかったのか

1212日(木)     橋本康彦  川崎重工株式会社 取締役常務執行役員      63名)
                                                      精密機械・ロボットカンパニープレジデント
                                                   株式会社メディカロイド 代表取締役
                                        ロボットと共存する日本の将来社会   
                       -ロボット+AIIoTを融合した新たなロボットシステム-

213日(木)     吉川 真  JAXA宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系准教授
                                     「はやぶさ2」プロジェクトチーム・ミッションマネージャ
                                   「はやぶさ2」 小惑星リュウグウへのミッション完了、
                                地球への無事帰還を目指す!             (100名)


319日(木)    宮脇淳子  昭和12年学会会長、 公益財団法人 東洋文庫研究員
             歴史から中国を観る  
            ※政府の新型コロナウイルス対策方針に従って中止



「別添2」  

2019年度決算報告書
                                                   

事業活動収入の部                    単位:円
      
    目         
2019年度決算
2019年度予算
2,288,525
1,950,000
講演会収入
550,000
600,000
懇親会収入
140,000
200,000 
 その他の収入
14       
             0
事業活動収入
2,978,539
2,750,000

事業活動支出の部               単位:円
    
    目         
2019年度決算
2019年度予算
    1,621,899
1,780,000
415,740
500,000
調査・ 広報費
55,646
     50,000
5,940
      30,000
273,917
380,000
 事業活動支出
2,373,142
2,740,000

   収支差額の部                 単位:円
                      
    目 
2019年度決算
2019年度予算
当期収支差額
    605,397
        10,000
前期繰越収支差額
1,614,028
1,614,028
次期繰越収支差額
1,624,028




2号議案 

2020年度 事業計画 及び 2020年度予算

 2020年度は本会23年目となる。講演会は10回開催する。引き続き講演会内容の一層の充実を図るとともに、会員の増強、並びに講演会参加者の増加に努める。それにより財務基盤の強化を図ることとする。

1.講演会
テーマ・講師ともにグローバルな観点から幅広く選定する。まず、昨年度同様に歴史・文化関連シリーズを展開するとともに、時宜を得た時事問題を取り上げる。
また、ICT関連ではより一層情報通信及び日本の主要産業の事業動向・技術開発に関する情報交換の場となるよう努める。
2020年度講演会演題(案)を「別添3」に示す。

2. 懇親会
毎年実施している上半期4月の講演会・総会終了後の懇親会については、今般の新型コロナウイルスの状況に鑑みて実施せず、下半期の10月の講演会終了後のみ行う。

3. 会員
会員(個人会員・法人会員)の増強については、本会発展の基本であるので、本年度も積極的に会員勧誘の努力を続ける。また2020年度も引き続き顧問制度を充実し、協力をお願いすることとしたい。

4.予算計画
会員数及び講演会参加者の増加並びに支出削減に努め、収支の健全化を図る。
その結果、次期は収入2,800,000円、支出2,750,000円を見込み、収支差額は
50,000円の黒字の計画である。次々期への繰越額は2,269,425円となる見込みである。
予算計画書(案)を「別添4」に示す。

5. 会の運営及び事務局の充実
1 会の発展のためには、事務局体制の一層の充実が望まれるので、引き続き事務局要員の増強を行っていく。また、事務局メンバー各人の担務に沿って効率的・効果的な運営を行っていく。
2)毎月の講演会の案内メールでの講演会内容、講師紹介が講演会参加者増に役立っていることから、これを更に充実させていきたい。
3)トライアル制度は大きな成果をあげているので、この制度を更に活用して、会員拡大に努めていきたい。
4)ホームページを更に活用・周知することによって、当会への理解を深めてもらい、 
   会員の増加につながるように努めていきたい。また、「情報通信国際交流会(IFIS
     概要と講演会記録」を積極的に活用し、会員獲得を行っていきたい。
5)顧問・幹事の方々には、引き続きそれぞれのネットワークを活用して、講師の紹介、新規会員の拡大をお願いしたい。






「別添3
2020年度講演会(予定)


416日(木)       香田洋二  元自衛艦隊司令官、退役海将  
                       安全保障のレンズを通した米中経済摩擦と新コロナウイルス騒動
                                 ※ 政府の新型コロナウイルス対策方針に従って中止

513日(水)       柯 隆  公益財団法人東京財団政策研究所主席研究員 
                           兼職 静岡県立大学特任教授 、多摩大学客員教授
                                       ポスト新型コロナ危機の世界経済と日中関係のあり方
                                         
618日(木)       金出武雄  カーネギーメロン大学U.A. and Helen Whitaker
                                                                冠全学教授
                                             AIの現状と展望(仮題)
                                
79日(木)      中島淳一  東京工業大学 理学院教授
                                        日本列島地震の話(仮題)
                                                  
924日(木)     月本昭男 上智大学教授
                                   新約聖書とは何か ヘレニズムとユダヤとキリスト教(仮題)

1014日(水)   講師未定
                                              

1119日(木)   高橋和夫  先端技術安全保障研究所会長
                                             複雑化する中東問題(仮題)

1217日(木)     高山 博  東京大学大学院教授(予定)   
                                             中世西洋史(仮題)

218日(木)     講師未定
                                            

318日(木)       講師未定
                                          



「別添4

2020年度予算計画書(案)
                            

事業活動収入の部                    単位:円
      
    目         
2020年度予算
2019年度実績
2,100,000
2,288,525
講演会収入
550,000
550,000
懇親会収入
     150,000
140,000
 その他の収入
0
14
事業活動収入
2,800,000
2,978,539

事業活動支出の部                 単位:円
    
    目         
2020年度予算
2019年度実績
     1,850,000
1,621,899
500,000
415,740
調査・ 広報費
     80,000
55,646
        20,000
5,940
       300,000
273,917
 事業活動支出
2,750,000
2,373,142

   収支差額の部                   単位:円
                      
    目 
2020年度予算
2019年度実績
当期収支差額
        50,000
605,397
前期繰越収支差額
2,219,425
1,614,028
次期繰越収支差額
2,269,425
2,219,425




3号議案 役員の選任
 20204月をもって幹事及び監事の任期が終了するので、次の25名の幹事・監事の選任をいただきたい。幹事および監事の任期は20224月の第25回総会までである。


  事 (五十音順・敬称略)
  飯塚 久夫   ()量子ICTフォーラム理事
  五十嵐 淳   元()NGN-SF 代表取締役社長
  生田 康二   富士通㈱ 社会基盤ビジネス本部 シニアディレクター
  伊香  俊子   元()NTTレガット 教育セミナー部長
  石黒 和紀   元NTTレゾナント㈱ 常勤監査役
  伊藤 行正   スカパーJSAT㈱ 顧問
  稲葉 雅人   ()フジクラ 常務取締役 新規事業推進センター担務 
                          兼情報通信NTTビジネス
  小野寺 徳雄  元NECマグナスコミュニケーションズ() 代表取締役社長
加藤 和弘   日本電気() グローバルビジネスユニット
                        グローバル企画本部 主幹
  加藤   隆    元タイ通信エンジニアリング() 社長
  小関  康雄   太平洋電気通信協議会 名誉会長
  小林 一郎   古河電気工業() ファイバケーブル事業部門 技術部長
  西郷 英敏   元沖電気工業㈱ 常務執行役員
  早乙女 立雄  元㈱NTTインターナショナル 取締役総務部長
  榊原 一郎   元日本空港無線サービス() 代表取締役社長
  坂下  隆義   元()日本ITU協会 専務理事
  庄司 新一   日永インターナショナル() 特別顧問
  須藤 正俊   元NPO法人 マンションIT化支援センター 監事
  高島 征二   元()情報通信エンジニアリング協会 会長
  寺内 賢一   元環宇郵電国際租賃有限公司社長
  寺岡 正雄   ㈱NTTファシリティーズエンジニアリング 
                                       環境コンサルティング事業部 担当部長
  外所 賢二   社会福祉法人 となかいま研究会 理事長
  松本 淳一郎  NPO法人 日本児童文化教育研究所 理事

監 事
梅村 静宏   元()NTTファシリティーズ 担当部長
樋口 壽宏   元J-フォン㈱ 技術本部副本部長


なお会則第92項の規定に基づき、2019年度第1回幹事会において伊藤行正氏及び西郷英敏氏を幹事に、梅村静宏氏を監事に選任し、梅村氏は同条3項の規定に基づいて幹事を退任した。

(参考)顧問については次の方々に委嘱する。(アイウエオ順)
石原 廣司   古河電気工業() 相談役
伊東 則昭   日本コムシス() 相談役
岩本 眞    日本電業工作() 相談役
雄川 一彦   富士通() シニアフェロー
小園 文典   ()協和エクシオ 代表取締役会長
髙畠 宏一   ()ミライト・テクノロジーズ 代表取締役社長
千葉 正人   元日本電気() 代表取締役副社長
花澤 隆    元NTTアドバンステクノロジー() 代表取締役社長
森  勇    元()NTTファシリティーズ 代表取締役社長
涌井 裕    ()フジクラ 特別顧問


なお、顧問は必要に応じて、増員することとする。



0 件のコメント:

コメントを投稿